これらの悩み、スッキリ解決します。
最近ではコンビニでも買えるようになってきたサプリメント。
手軽に買えるようになった反面、何種類まで飲んでも大丈夫なのかと疑問に思いますよね。
どんなに健康に気を使って理想的な食事を心がけていても、必要な栄養素をすべて食事だけで取り入れるのは至難の業。
サプリメントは正しく使えば健康の維持やボディメイクにも効果的で、私たちのQOL:人生の質(Quality of Life)を向上してくれます。
そこで、この記事ではサプリメントを上手に摂り入れる方法や注意点など、サプリ歴15年の経験をお伝えいたします。
この記事の信頼性
サプリメント歴は15年目に突入。毎日欠かさず10種類以上のサプリを飲んでいますが、いたって健康、日々のQOL向上を満喫できています。
「サプリは何種類までOK?」と言う前に、そもそもサプリメントって何?
サプリメントとは英語の「Supplement:補足、増補、補うもの」からきた言葉で、日本語では「健康食品」や「栄養補助食品」と言われています。
言葉に「食品」が入っていることからもわかるように、サプリメントは食品であり、薬などの医薬品ではありません。
サプリメントも健康食品も法律上の定義はなく、健康の維持・増進のために利用されています。
一定の基準を満たすと、国の認可を受けられ「保健機能食品」として特定の保険の目的が期待できることをうたうことができます。
<画像出典:厚生労働省、「健康食品」のホームページ>
サプリメントの例:プロテイン、アミノ酸、マルチビタミン、ミネラル、粉ミルクなど
ポイント
サプリメントは子供から大人まで幅広く用いられている食事の補助に使われる健康食品・栄養補助食品のことです。
サプリは何種類まで飲んでいいの?
結論を先に言ってしまうと、何種類でも必要なだけ飲んでよいと言えます。
先ほども紹介した通り、サプリメントは栄養補助食品、つまり食品です。
「食品は何種類まで食べていいの?」と聞かれたら「何種類でも食べていいよ」と答えますよね。
たとえば、味噌は使うけど醤油は使ってはいけない、と種類に制限を持たせることは普段の食事でありません。
ポイント
サプリメントは食品ですから、食品の種類に制限をもうけないのと同じで、サプリも何種類でも必要なだけ飲んでよいのです。
ただ、サプリメントを活用する上で気を付ける点もあります。
サプリメントを活用する上で気を付けること
- やみくもに飲んでも効果なし!飲み方・食べ合わせに注意しよう
- サプリメントはカラダに入れるもの、信頼性のあるサプリメントを選ぼう
やみくもに飲んでも効果なし!飲み方・食べ合わせに注意しよう
何も考えずにこれでもかと食事をやみくもに摂ってしまうと、食べ合わせが悪くおなかの調子を崩したり、食べ過ぎで太ってしまったりしますよね。
同じように、栄養補助としてサプリメントを活用する際には
- どのような効果か?
- どの栄養素が自分に足りないのか?
- 何種類飲むのか?
- 1日の摂取量はどのくらいか?
これらを自分の目的に合わせて事前に確認しておくことが大切です。
また、複数のサプリメントを併用する際は、推奨されている摂取量の上限を超えないようにした方がよいでしょう。
数日間だけ、進捗を加速させるために通常よりも多く摂取するのであれば問題ありませんが、それを長期間続けてしまうと健康被害が出る可能性があります。
たとえば、毎日摂取カロリーを通常よりも1000kcal多くとり続けたとしましょう。
最初の数日であれば、十分な満腹感を感じるだけで済むかもしれません。
しかし、これを長期間続けてしまえば、確実に体脂肪が増えて太ってしまいます。
ただ、サプリメントの多くは必要な栄養素に加え、サプリメントを構成するための“添加物”が含まれていることがほとんどです。
添加物の摂り過ぎや栄養素の過剰摂取は内臓に負担をかけてしまいます。
食事もサプリメントも「摂り過ぎ」には注意しましょう。
ポイント
サプリメントは何種類までと制限はありませんが、ご自身の目的に合わせて容量・用法を守って正しく活用しましょう。
サプリメントはカラダに入れるもの、信頼性のあるサプリメントを選ぼう
日本におけるサプリメントの位置づけは、あくまでも「栄養補助食品」。
つまり、食品として扱われるため「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」、いわゆる薬機法(旧:薬事法)でうたわれているような品質管理の取り締まりはありません。
サプリメント最新国であるアメリカでは、サプリメントの有効性の根拠、および安全性について、DSHEA:栄養補助食品健康教育法(Dietary Supplement Health and Education Act)やCGMP:適正製造基準(Current Good Manufacturing Practices)を設け、サプリメントの販売に厳しいルールを設けて厳しく規制しています。
ところが、日本ではこれらのルールがサプリメントに義務化されていません。
そのため、日本ではサプリメントを製造・販売する企業の倫理観だけが信頼性を確認できる唯一の術となってしまっています。
サプリメントは食品と同じように、あなたのカラダの中に入れるもの。
現状の日本において、サプリメントは「安かろう・悪かろう」が当てはまります。
安いことには何かしらの理由があります。
ポイント
サプリメント選びは、あなたの自己責任において、信頼のおけるサプリメントメーカーを見つけ、あなたの基準を設けて選びましょう。
筋肉博士:山本義徳先生の見解
私も書籍など大変参考にさせていただいております、日本のトレーナー会のレジェンドで筋肉博士でもある山本義徳さんのサプリメントに対する見解動画がありましたのでシェアさせていただきます。
山本さんもサプリメントは1日30種類以上活用されていらっしゃるとのこと。
『全然意味のないものを摂っていてもダメですけれども、その人にとって必要なものを摂るのであればその急激な吸収によって一気に体調を改善してくれるという事にもなりますので、むしろ身体にいいというようなことも言える』
山本義徳:「サプリメントは身体に害がる?ない?」より
長年の実体験に基づく筋の通った論理、ぜひご確認ください。
サプリメント、何から始めてどう選ぶ?
サプリメント選びで考えられる疑問点を上げ、私の15年の経験談をお伝えしたい思います。
Twitterでも質問を頂いていましたので、合わせてコチラで回答させていただきます。
サプリメントを選ぶときは、何に気をつければいい?
自分の目的とする栄養素がどのくらい含まれているのか、含有量がしっかりと明記されているものを選びましょう。
何も書かれていないサプリを買うのは、サイズが書いていない靴を買うようなものです。
価格はどのくらいの物を買えばいい?
サプリメントは薬ではないので、効果が出るまでには時間がかかります。
ダイエットや腸活が目的ならば最低でも3ヵ月は必要ですから、サプリ代が高すぎると経済的にも負担に。
1日コーヒー1杯程度のコスパになるような予算で検討してみましょう。
初めてサプリを試すなら、どんなサプリがいいの?
目的によって変わってきます。
健康維持が目的なら「ビタミン・ミネラル」から始めるのが良いでしょう。
ダイエットが目的なら、どのように選べばよいのか下記の記事で詳しく解説しています。参考にしてみてください。
「サプリ摂り過ぎじゃない?」とサプリメントが煙たがられる理由
サプリメントを飲んでいると公表すると、少なからず一定数の方は「サプリメントの摂り過ぎはよくない」と口をそろえておせっかいありがたい意見を頂戴します。
たしかにサプリメントの摂り過ぎはよくありません。
しかし、私が「なぜですか?」と逆に聞き返すと、コレといった正論が返ってきたことはありません。
「人工的なもの」という先入観
どうやら先入観だけで「サプリメント=カラダに良くない、害がある」と思われている方が多いようです。
なぜなら「サプリメント=天然ではない=人工的なもの」とイメージが先行しているからです。
たとえば、人工的な色のついたお菓子などを子供に与えようとしない親がいますし、濃い紫色や毒々しい青色といった自然界では見ないような色がついている食べ物も嫌煙されがちです。
「サプリメントは人工的なものだからよくない」とおっしゃっている方に物申す。
あなたも人工的なものを食べまくっていますよと。
ほとんどの食品は人工的に作られている
どんなに健康に気を使ってオーガニック食材を選んでいたとしても、その食材はほとんどが人工的に作られた加工品であることを認識されていません。
自然界にないもの、たとえば味噌、醤油、鰹節、砂糖、チーズ、ベーコン、ヨーグルト…挙げればきりがありませんが、これらはすべて私たちの手によって加工された食品です。
更に言えば、野菜なども人工的に品種改良を加え、本来自然界にあったようなオリジナルの野菜は、ほぼ姿を消しています。
もし「サプリメントは人工的なものだからよくない」と言われたら「では、あなたは人工的なものは全く食べないのですね?」と聞いてあげましょう。
論理破綻していることに気づいていただけるはずです。
ただ人工的なものだからと誤った先入観だけでサプリメントを全面否定するのは全く論理的ではありません。
思い込みや先入観だけで物事を判断すると、人生損をします。
ステレオタイプの考え方はダイエットやボディメイクにおいても「百害あって一利なし」、今すぐ考え方を改めましょう。
ポイント
サプリメントが煙たがられる理由は人工的なものだからと先入観で物事を判断しているため。
まとめ:サプリをうまく活用して健康的な毎日を送ろう
ここまで「サプリメントは何種類まで飲んでよいのか」について確認してきました。
色々なご意見もあるかと思います。
慨して、サプリメントは人工的なイメージから、カラダに害があるのでは?と思われがち。
しかしながら、私が自ら学び、そして実際にサプリメントを活用してはや15年になりますが、正しく用いれば日々の健康を実感し、活動力みなぎる毎日を送ることができています。
今でもサプリメントを活用しているのは、15年以上、自身のQOL向上に役立っているから。
サプリメントは容量・用法を守り、ご自身に必要な栄養素を必要な分だけ摂取し、あなたのダイエットに、ボディメイクに、そしてQOL高い生活にお役立てください。