「ダイエットがうまくいかないのは、忙しくって時間がないからだ」
こんなことを思った方はいらっしゃいませんか?
残念ながら、このような考えを持っているうちは決してダイエットに成功することはありません。
このような方でもたった1つのことに気づくだけで、ダイエットだけでなく何かうまくいかないことに対して諦めかけていることがいかにちっぽけで意味のないことを知ることができます。
- 頑張っているのに結果がでない
- 結果がでないと、余計にやる気がでない
- 結局、自分は変わることができないのか
このような不安を抱えているあなたに「たった今から変われるのだ!」「諦めないでほしい!」との願いを込めてこの記事を作成しました。
なぜなら、これらはほんの数年前の私が抱えていた悩みだからです。
この記事でお伝えする「時間」について理解したとき、これらの悩みはすべて吹き飛びました。
そして12年間も痩せてはリバウンドを繰り返す人生に幕を下ろすことができました。
この記事では、あなたが気づくべくたった1つのこと「人生は時間でできている」について解説し、あなたの止まっているその行動をすぐに動き出せるようにするためのコツをお伝えいたします。
人生は時間でできている
突然ですが、人生は何からできているか考えたことはありますか?
それは「時間」です。
『時は金なり』
これは有名な西洋のことわざ「Time is money.」からきた言葉です。
時間は貴重であって、金銭と同じように大切に価値のあるものだから、浪費するものではないという教えです。
たしかに、時間は貴重なことはわかります。
何をするにも時間は必要ですし、時間がなくなると忙しくなってしまいます。
「忙しい」は心を亡くすと書いて「忙しい」です。
時間はあなたの心の状態までもなくしてしまうほど貴重なものなのです。
しかし、いくら時間は大切で貴重なものだといわれても、ピンとこないのが現状ではないでしょうか。
ところが、ある出来事を機に、私の考えを一変せざるを得ない状況が訪れました。
他人事ではなくなった同僚の突然死
ダイエットしてはまたリバウンドを繰り返していた当時の私は、まったく時間に関しての概念が違っていました。
ある意味、かなり軽視していたのだと思います。
ダイエットにもなかなか真剣に取り組めず「忙しいから」とか「時間がないから」と何かあれば時間を言い訳に使っていたと記憶しています。
ところが、この考えを一変せざるを得ない恐怖を目の当たりにする経験をしました。
それは、私の勤めている職場で同じ部署の3人が突然死を迎えたからです。
- 1人は家族で訪れた湖でボートを楽しんでいる時に、突然の心筋梗塞で湖に転落。そのまま帰らぬ人に。
- もう1人は、趣味のバイクで高速道路を友人と走行中に突然気分が悪くなり、バイクを止めて事故には至らなかったものの、病院へ搬送されるも対応が間に合わず帰らぬ人に。
- 3人目は、海外出張から帰ってきた次の日に急に体調が悪くなり、そのまま帰らぬ人に。
たしかに、たまたま立て続けに不幸が続いたと考えることもできますが、それだけでは済まされないとてつもなく大きな恐怖を覚えました。
なぜなら、この3人に共通していたことは
- 見た目はいわゆる「中年のおじさん」体型で、お腹はポッコリとでていてが、激太りしていたわけではない。
- 前日まで普段と変わらず元気に出社していて、次の日に心筋梗塞を引き起こすような雰囲気もなかった。
- 突然体調が悪くなり、そのまま帰らぬ人となった。
- 年齢が自分と同年代であった。
職場で挨拶を交わしていた同じ部署の人が、次の日には突然帰らぬ人になってしまったことが3件も起きたことで、これは他人ごとではないと痛感しました。
しかも、体型も年齢もほぼ私と同じ。
残された家族の方の悲しみに暮れている姿を見て「このままではいかん!」と痛烈に感じたことを今でも鮮明に覚えています。
これを機に、時間の大切さを真摯に受け止めるようになり、ダイエットについても真剣に学び取り組むようになりました。
あなたの寿命はあと何時間かわかりますか?
幸いにも、私は同僚の突然死が続いたことで、時間の大切さ、人生は時間から成り立っているのだと再認識することができましたが、あなたも私と同じような体験をするわけではありません。
では、どのように自分のこととして時間の大切さに気付くことができるのでしょうか。
それはあなたの寿命を知ることです。
たしかに、日本人の平均寿命は世界でもトップクラスです。科学の進歩や医療の発達によって、これから人生100年時代に突入するのもそう遠くない未来のことかもしれません。
厚生労働省が発表した2016年に発表した「主な年齢の平均寿命」によると
男性:80.98歳
女性:87.14歳
が平均的な寿命のようです。
これでは、まだ実感がわかないと思いますので、実際に時間としてあなたのケースに当てはめてみましょう。
平均寿命から死ぬまでの残り時間を計算してくれる「余命カウントダウンタイマー」を使わせていただきます。
たとえば、私がこの記事を作成している現段階での余命は「14524日と13時間41分34秒」です。
『出典:余命カウントダウンタイマー』
このカウントダウンタイマーは、リアルタイムで更新されますので、1秒1秒あなたの人生が終焉に近づいていることを実感できます。
このように、実際にあなたの1次情報として、あなたの寿命が1秒1秒減っていると認識すると、1秒の重みを感じませんか?
ダイエットしようがしまいが、忙しかろうがなかろうが、あなたの命は減っている
正直に申し上げます。
時間に対して真剣に向き合うまでの私は「どうせまだ時間はたくさんある」と無意識に考えていました。
しかし、実は何をしていようが時間は進んでいきますし、あなたの命は刻一刻と削られていくのです。
- 面倒くさいから、あとでいいや
- 今日は疲れたから、予定していたけど運動するのは明日でいいや
- 今日は会社の飲み会だから、ダイエットはまた明日からでいいや
- どうせできないから、いいや
あなたが今までつぎ込んできた数々の「無駄な時間」は、その一瞬一瞬であなたの命と交換していたのです。
あなたが今行っている生活の中に、いかに「無駄な時間」、つまり「命を無駄に削っている時間」があるか数えたことがありますか?
「今ココ!」だけを考えれば、あなたの人生は激変する
私たち人間は、遠い未来については大まかに想像できますが、近未来については、具体的にイメージすることが苦手な生き物です。
- 未来はいずれ来るさ
- 何もしなくても、向こうからやってくる
このような考えは今すぐに捨ててください。
あなたの現状を変えたいのであれば「時間=命」の認識を持ってください。
注意ポイント
未来は「未だに来ない」と書いて未来です。
つまり、ずっと永遠にあなたのもとにやってくることはないのです。
未来は「今この瞬間」が連なってできたものです。
そう「今ココ!」の1秒1秒があなたの人生を作っているのです。
「たった1秒くらい・・・」
と考えてしまったあなた、よく考えてみてください。
その1秒が1年間、つまり365日集まると1秒×365日=およそ6分になります。
もしこれが1分だったら、60秒×365日=21900秒=およそ6時間になります。
たとえば、これを1日1分、10分、1時間と有効利用したとすると、あなたは莫大な時間=命を伸ばしたことになるのです。
あなたの人生は「今ココ!」で変えられる
実は、現状を変える方法はとても簡単だったのです。
「今この瞬間!」を大切にしてください。
たいていの場合、目標の設定が大きすぎたり、予定した計画を完璧にこなさないと納得がいかなかったりと、何かしらのあなたの行動にブレーキをかけてしまうことがあります。
しかし、こう考えてみてください。
「今、この瞬間にできないことは1秒後も、10秒後も、1時間後も、明日も、来週も、来年も、この先ずっとできない」
つまり、論理的な対偶で言えば「この先できるようになるには、今のこの瞬間にできることだけにフォーカスする」ことだったのです。
大きな事でもなく、難しいことでもなく、今この瞬間にできることだけ行えばよいのです。
たとえば、朝早く起きることが苦手で、それを克服するために朝6時に起きると目標を立てたとします。
しかし、たいていの場合、眠い目をこすって起きることはできません。
なぜなら、今この瞬間にできないことを約束事にしてしまっているからです。
そのため、あなたは「起きられなかったから、また今度でいいや」と時間を無駄にしてしまいます。
そうではなく、先ほども申し上げた通り、今のあなたにできることだけを行えばよいのです。
今あなたができることが「2度寝までは起きられないけど、3度寝までには起きられる」ということであれば、3度寝までに起きればよいのです。
ポイント
今できないことを自分と約束せずに「今できることだけ行う」と自分に約束してください。
今できることだけにフォーカスすると「起きられなかった」とくよくよしている時間を無駄にせずに済みます。
大切なので、もう一度言います。
「今ココ!」の1秒1秒にあなたのできることだけにフォーカスしてください。
未だ来ない未来のために、あなたの時間=命を先延ばしにしないでください。
まとめ:いつやるの?今でしょ!
「私たちの人生は時間でできている」
この事実に気づいてから私のダイエットも人生も大きくパラダイムシフトを起こしました。
12年間痩せてはリバウンドを繰り返していたあの頃には考えもつかない人生がやってきました。
それは今この瞬間の1秒1秒に今の自分にできることだけを行えばよいだけなのです。
行動することができないと嘆く人は、時間の大切さ、つまり、あなたの命が削られていることに気づいていないだけです。
この記事を作成しているこの瞬間も、私は命を削っています。
しかし、この気づきを当時の私が悩んでいたように、今悩んでいるあなたにどうしても届けたかったのです。
なぜなら「この記事を作成すること」これが私に今この瞬間にできることだったからです。
12年間もダイエットに苦しみ、リバウンドを繰り返してきた私にもできたのです。
次はあなたの番です。
そう「今ココ!」で今のあなたにできることだけでよいので取り組んでみてください。
そうすれば、あなたの人生は劇的にパラダイムシフトを起こします。