アミノ酸

アミノ酸の脂肪燃焼効果をどこよりもわかりやすく徹底解説!

あなたはアミノ酸が脂肪燃焼には欠かせないことをご存知ですよね?

「はい」と答えたあなた、そのままガンガン脂肪を燃やし続けて下さい。

・・・もし「はい」と答えられなくても、大丈夫です。あなたはこの記事にたどり着きました。この記事を読み終えるころには、他の人に「まだ知らないの?」と教えてあげてください。

ダイエットでカラダに溜まった体脂肪をガンガン燃やす上で、絶対に外せないのが「アミノ酸のチカラ」です。

アミノ酸のチカラなしにダイエットに取り組むことは、飛行機も船も使わずにアメリカに渡ることと同じです。つまり、ほぼ不可能ということです。

この記事では、なぜ脂肪燃焼にはアミノ酸が必要なのか体脂肪が燃焼するメカニズムから解説し、脂肪燃焼のために必要なアミノ酸との付き合い方を紹介します。

この記事を読み終えるころには、あなたもアミノ酸で体脂肪をガンガン燃やしたくなるでしょう。

アミノ酸とは?

そもそも、アミノ酸とはどのようなものなのでしょうか?

私たちのカラダの構成から探ってみることにしましょう。次のグラフはカラダを構成する物質の割合を示したものです。

たんぱく質とアミノ酸

私たちのカラダは、全体のおよそ60%が水分でできています。水分以外の固形物は100%-60%=40%になります。

次に多いのがたんぱく質で、およそ20%を占めています。つまり、水分以外で考えると、カラダの固形物40%のうち、半分の20%がたんぱく質でできていることになります。

なぜなら、私たちのカラダを構成するほとんどの細胞がたんぱく質によって作られているからです。

たんぱく質は、カラダの中でさまざまなはたらきをしてくれる大切な栄養素です。その例をいくつか挙げてみます。

  • 筋肉・骨・歯をつくる
  • 皮膚・髪の毛・爪をつくる
  • 血管・血液をつくる
  • 酵素をつくる
  • ホルモンをつくる
  • 抗体(カラダに入ったウイルスや細菌をカラダから追い出すためにできる物質)をつくる

このように、たんぱく質が私たちのカラダを構成するといっても過言ではありません。

では、たんぱく質は何からできているのでしょうか?

たんぱく質を細かく分解していくと、20種類の小さな粒になります。この粒がアミノ酸です。


『出典:キューピー 素材の特徴・用途HPより抜粋

つまり、私たちのカラダはアミノ酸によって作られているのです。

なぜアミノ酸が脂肪燃焼に必要なのか

アミノ酸がカラダを構成するために必要なことはわかりました。では、なぜ脂肪燃焼にアミノ酸が必要なのでしょうか?

結論を先に述べてしまうと、アミノ酸なしでは脂肪燃焼のメカニズムが機能しないためです。

なぜなら、体脂肪を燃焼させるには、後述する4つのプロセスを行う必要があり、これら4つのプロセスすべてにアミノ酸が必要だからです。

これを理解するためには、カラダに溜まった体脂肪がどのように減るのかを知る必要があります。まずはカラダが体脂肪を燃焼するメカニズムについて確認していきましょう。

脂肪燃焼のメカニズム

私たちのカラダは、カラダの中で使い切れずに余ったエネルギーを非常時のために蓄えておくシステムを進化の過程で得てきました。この蓄えられたエネルギーが体脂肪です。

カラダに蓄えた体脂肪は、次の4つのプロセスを経て、再びエネルギーに変換されます。

脂肪燃焼のメカニズム

  1. 脂肪細胞の中に溜めてある体脂肪(中性脂肪)を取り出す
  2. 取り出した中性脂肪を「グリセリン」と「脂肪酸」に分解する
  3. 分解された脂肪酸をL-カルニチンによってミトコンドリア内部に搬入する
  4. ミトコンドリア内部で脂肪酸を燃焼させてエネルギーに変換する

体脂肪を脂肪細胞から取り出す

体脂肪を燃焼させるためにまず行うことは、溜めてある体脂肪を取り出して使える状態にすることです。

なぜなら、脂肪細胞の中に体脂肪として蓄えられている中性脂肪はそのままでは使えないからです。

たとえば、冷蔵庫の中に食材を保管してあるとします。料理を作るためには、まず食材を冷蔵庫の中から取り出す必要があります。

これと同じで、中性脂肪は脂肪細胞の中から外に取り出さなければ使えません。

このとき、中性脂肪を脂肪細胞の中から取り出すためには、ある「きっかけ」が必要になります。そのきっかけを作るのが「ホルモンの分泌」です。

ホルモンは、特定の場所で作用を発揮するアミノ酸から作られた化学物質です。とくに、中性脂肪を脂肪細胞から取り出す作用をもつホルモンを「脂肪動員ホルモン」と呼んでいます。

脂肪動員ホルモンはアミノ酸を材料にして作られています。

つまり、体内のアミノ酸が不足してしまうと、脂肪動員ホルモンの分泌がうまくいかず、中性脂肪を脂肪細胞の中から取り出せなくなってしまうのです。

中性脂肪を脂肪酸に分解する

脂肪細胞の外に取り出された中性脂肪は、このままでは使用できません。

なぜなら、ミトコンドリアで使える燃料は「脂肪酸」なので、中性脂肪のままではミトコンドリアで燃料として使えないからです。

ミトコンドリアは細胞の中にある機関で、エネルギーを発生させる、いわば「発電所」のような役割を持っています。

たとえば、私たちが主食としてよく食べるごはん。原材料はコメです。ところが、いくらコメがあったからといって、そのままでは食べることができません。精米し、炊いてコメをご飯に変換してから食べます。

これと同様に、ミトコンドリアでエネルギーを生成するためには、中性脂肪を脂肪酸に変換する必要があります。

中性脂肪は分解しないと燃えない

中性脂肪がどのような構造になっているのか、確認してみましょう。

中性脂肪は「トリグリセリド」と呼ばれています。アルコールの一種である「グリセリン」と「脂肪酸」が組み合わさって構成されています。

脂肪酸は、オレイン酸やリノール酸といった〇〇酸と名の付く油のことです。

中性脂肪はそのままではエネルギーとして燃やすことはできません。

なぜなら、中性脂肪はミトコンドリアの細胞膜をそのままでは通過できないからです。

では、どのようにしてミトコンドリアに中性脂肪を送り届ければよいのでしょうか?

中性脂肪を分解する酵素「リパーゼ」

体脂肪を燃焼として使うためには、グリセリンと脂肪酸に分解する必要があります。

このとき、中性脂肪をグリセリンと脂肪酸に分解するのが「リパーゼ」と呼ばれる消化酵素のはたらきです。

消化酵素のリパーゼもアミノ酸によって作られています。

つまり、アミノ酸が不足すると、リパーゼも不足することになり、中性脂肪を脂肪酸に分解できなくなってしまいます。

脂肪酸をミトコンドリアに運ぶ

中性脂肪がグリセリンと脂肪酸に分解されました。グリセリンはアルコールの一種であるため、肝臓に送られて代謝されます。

脂肪酸はミトコンドリアで燃焼してエネルギーを作り出します。ところが、脂肪酸のままではミトコンドリアで燃料として使うことができません。

なぜなら、脂肪酸はそのままではミトコンドリアの細胞膜を通過できないからです。

そこで、脂肪酸はアミノ酸の化合物であるL-カルニチンと結合し、体質を(脂肪酸アシルカルニチンに)変えてミトコンドリア内部に入り込みます。

いわば、L-カルニチンがトラックのような役割で脂肪酸をミトコンドリア内部に搬入したようなものです。

つまり、アミノ酸が不足していると、脂肪酸をミトコンドリア内部に搬入するためのL-カルニチンが不足してしまい、脂肪酸をミトコンドリア内で燃焼することができなくなってしまいます。

ミトコンドリアで脂肪酸を燃焼させる

ミトコンドリア内に搬入された脂肪酸は、ようやく燃焼されてエネルギーに変換されます。

このとき、ミトコンドリア内での脂肪燃焼効率を決めているのがアミノ酸です。詳しくは後述します。

このように、体脂肪が減るためには、4つのプロセスを経て体脂肪がミトコンドリアで消費され、結果として体脂肪が減っていきます。

これら4つの工程すべてにおいて、アミノ酸が重要な役割を担っています。

つまり、アミノ酸が不足している状態では体脂肪は一向に減ることはないのです。

逆に言えば、アミノ酸をしっかりと補給し、タイミングよく届けてあげることで脂肪燃焼効率をアップさせることができるのです。

アミノ酸の脂肪燃焼効果

それでは、具体的にアミノ酸が持つ脂肪燃焼効果について掘り下げていきたいと思います。

アミノ酸の脂肪燃焼効果で特筆すべき項目は以下のとおりです。

アミノ酸の脂肪燃焼効果

  • 脂肪動員ホルモンの分泌促進
  • ホルモン感受性リパーゼ活性化
  • L-カルニチン生成
  • ミトコンドリアの脂肪燃焼効率アップ

脂肪動員ホルモンの分泌促進

体脂肪を減らすために最初に行うことは、中性脂肪を脂肪細胞から取り出すことです。

前述のとおり、脂肪動員ホルモンが分泌されることで、脂肪細胞のカギをあけ、中性脂肪を取り出しやすくします。

また、脂肪動員ホルモンはホルモン感受性リパーゼを活性化させ、中性脂肪を脂肪酸に分解しやすくするはたらきもあります。

脂肪動員ホルモンは、読んで字のごとく、脂肪を燃焼するために動員させるホルモンです。

脂肪動員ホルモンはアミノ酸によって作られています。

アミノ酸をしっかりと補給することで、脂肪動員ホルモンの分泌を促進し、脂肪燃焼の効率がアップします。

ホルモン感受性リパーゼを活性化

脂肪動員ホルモンによってもホルモン感受性リパーゼは活性化されますが、アミノ酸の「アルギニン」や「プロリン」もホルモン感受性リパーゼを活性化するはたらきがあります。

ホルモン感受性リパーゼが活性化されると、脂肪酸の生成効率が上がりますので、脂肪燃焼効率が高まります。

アミノ酸がホルモン感受性リパーゼを活性化させ、中性脂肪を脂肪酸に分解しやすくすることで、脂肪燃焼効率が上がります。

L-カルニチン生成

前述のとおり、L-カルニチンがなければせっかく分解された脂肪酸は使われずにまた体脂肪へと戻ってしまいます。

アミノ酸をしっかりと補給することで、L-カルニチンの生成をサポートします。

ミトコンドリアの脂肪燃焼効率アップ

アミノ酸は、ミトコンドリアの脂肪燃焼効率を上げるサポートも行います。

アミノ酸の「アスパラギン」は、TCA回路(クエン酸回路)と呼ばれるミトコンドリアでエネルギーを生み出す仕組みにはたらきかけ、エネルギーの生成率を高める作用があります。

また、アミノ酸からできているホルモン感受性リパーゼは、ミトコンドリア内では脂肪酸を燃焼しやすくするための代謝酵素としてのはたらきも担っています。

アミノ酸がミトコンドリアの脂肪燃焼効率をアップさせます。

脂肪燃焼効果アップが期待できるアミノ酸

アミノ酸期待される効果
BCAA(分岐鎖アミノ酸)体脂肪を減らす
アスパラギンミトコンドリア活性化で脂肪燃焼効率アップ
アルギニン

成長ホルモンの分泌促進、リパーゼの活性化

オルニチン成長ホルモンの分泌促進
フェニルアラニンリパーゼ(ホルモン感受性リパーゼ)を活性化させる脂肪動員ホルモン「アドレナリン」の材料
メチオニン、リジンL-カルニチンを生成
プロリンリパーゼの活性化

出典:『アミノ酸であなたのダイエットを加速させる「アミノ酸大百科」』から抜粋』

このように、アミノ酸は体脂肪の燃焼を強力にサポートしてくれます。

アミノ酸で脂肪燃焼効果をさらに高めるには

ここまでアミノ酸の脂肪燃焼効果について確認してきました。カラダにたまった体脂肪は分解してミトコンドリアで燃焼させることで減らしていくことができます。

ミトコンドリアでより多くの脂肪を燃焼させるためには、体内のエネルギーが枯渇した状態を作らなければなりません。

このときにおすすめなのがアミノ酸をしっかりと補給しながら運動を併用することです。とくにロジック・ダイエットでは筋トレを主体としたダイエットを推奨しています。

タンパク質をしっかりと摂取せよ

アミノ酸をしっかりと補給するためには、タンパク質を豊富に含む食材を積極的に摂る必要があります。

なぜなら、タンパク質を細かく分解していったときの小さな物質がアミノ酸だからです。

食事からタンパク質を補給する

タンパク質を多く含む食品からアミノ酸を補給することができます。

【良質なたんぱく質を含む食材】

・肉類
・魚介類
・豆類、種実類
・乳製品、卵

おすすめはサプリメントを活用すること

食事から良質なタンパク質を摂ることは基本です。しかし、食事だけでは不足してしまうことも多く、タンパク質のために食事を増やし、カロリーオーバーで太ってしまっては本末転倒です。

そこでおすすめなのがアミノ酸を豊富に含むプロテインを活用することです。

プロテインは良質なタンパク質をギュッと詰め込んだタンパク質の塊のようなもの。無駄な脂質や炭水化物が含まれていないので、カロリーを低く抑えながらタンパク質を補給することに富んでいます。

筋トレがあなたのダイエットを加速させる

ミトコンドリアは糖や脂肪酸を燃料にしてエネルギーを生成してくれる大切な役割を担っています。エネルギーを生成する場所が減ってしまえば、消費されるエネルギーも減ってしまいます。

筋肉はミトコンドリアを多く含んでいますので、筋肉量が減るとミトコンドリアの数も減少するため、脂肪を燃焼させるチャンスが減ってしまいます。

そこで筋トレを行うことで筋力アップと基礎代謝向上を図ることができます。

基礎代謝とは何もしていなくても消費しているエネルギーのことで、心臓を動かしたり呼吸を行ったりするために使われるエネルギーです。

つまり、基礎代謝は生きているだけで消費されるエネルギーとも言えます。

筋力アップは、ダイエットにおいてコスパが良い(コストパフォーマンスが良い:費やす費用・労力に対してパフォーマンス・効果の見返りが大きいこと)です。

なぜなら、筋力アップは基礎代謝を増やし、長期的に見てもリバウンドの防止にもつながります。何より筋力アップは生きているだけでダイエット効果が上がるからです。

アミノ酸で脂肪を燃焼させるなら、運動、とくに筋トレを併用することを強くお勧めします。

運動で脂肪動員ホルモンのスイッチを入れよ

前述の通り、カラダにたまった体脂肪を燃やして減らすためには中性脂肪を取り出して分解する必要があります。

このとき、脂肪動員ホルモンが引き金となって脂肪を分解してミトコンドリアで燃やせる状態にしますが、筋トレや運動を行うと脂肪動員ホルモンの分泌を促進します。

つまり、筋トレや運動を行うことで脂肪を燃焼させるためのスイッチが入るとも言えます。

また、筋肉を使うことで消費されるエネルギーが増え、ミトコンドリアがますます脂肪を燃焼しやすくなります。

なぜアミノ酸で脂肪燃焼させるのに運動が必要なのかについては、『プロテインダイエットするなら運動しないと損だった!運動のススメ』で詳しく解説していますので、合わせてご確認ください。

まとめ

アミノ酸は体脂肪を燃焼するためになくてはならない大切な栄養素であることがわかりました。

大切なので、もう一度アミノ酸の脂肪燃焼効果についておさらいしておきましょう。

アミノ酸の脂肪燃焼効果

  • 脂肪動員ホルモンの分泌促進
  • ホルモン感受性リパーゼ活性化
  • L-カルニチン生成
  • ミトコンドリアの脂肪燃焼効率アップ

アミノ酸は食事でタンパク質が豊富な食材から摂取できますが、プロテインを活用することで効率よく脂肪燃焼効果を高めることができます。

それでは、最後にもう一度聞いてみます。「ハイ」と答えて、ガンガン脂肪を燃やしまくって下さい。

あなたはアミノ酸が脂肪燃焼には欠かせないことをご存知ですよね?

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